磯や
何年ぶりだろう?
昨日、三鷹の「磯や」に行った。
はじめていまの職場に来たときの上司がこのお店が好きでよく来たものだった。
当時はお酒好きが老若男女、部署など関係なくあつまり、よく飲み、食べ、またよく笑い、よくしゃべったものだった。
『ほや』が出てきたとき、見た目など気にせずに、美味しい美味しいと食べていたら、驚かれつつも好き嫌いがないことを喜んでいたような雰囲気を覚えている。
その上司が他の会社へと移ってからは店からも遠退き、久しく行ってなかった。
店に入ると右には私たちがよく長居した座敷があり、張り紙に書かれた新鮮そうな魚料理のおすすめがズラリと並んでいる。左には丸太の椅子のテーブル席がいくつか。
笑い声。たばこの煙。ざわめき。
あ、このかんじだ。
今になって。それもこちらでお世話になる最後の上司とまた来るなんて、これも因果か。
丸く円をとじるように最初と最後が円満に繋がっている。
まんまるく、これからもまんまるく。
[mitaka]