トゥルー・ヌーン(True Noon)

録画してあったアジアフォーカス・福岡国際映画祭2010で観客賞を受賞した「トゥルー・ヌーン(True Noon)」を観ました。
最初どこの国の映画かわからなかったのですが、あとで確認するとタジキスタンの映画でした。
山にあるのどかな村。トゥルー・ヌーン、つまりは天頂に太陽があがる日に結婚を控えた賢く美しい少女がいて、ロシア人の所長がいる観測所で働いている。そんなある日、村人たちが7世代に渡って歩いてきた道に突然国境ができ、有刺鉄線と地雷で両方の村を隔てられる。結婚式はどうなるのか?また、ロシア人の所長はロシアへ帰郷することができるのか?
舞台はとてもよかったのですが、内容の深みというものが今一つだと思いました。ラストも想定した通りでしたし。もう少し情緒のようなものが加わるような内容であれば、見ごたえもあったと思います。

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