ムートン・ロスシルド展

六本木ヒルズ 森アーツギャラリーで
ムートン・ロスシルド展 ワインテイスティングに参加してきました。

酔う前にメインのワインラベル原画展を鑑賞。

原画はアーティストそれぞれ思いのままで作品ができる過程が垣間見え、
また、展示方法もラベルそれぞれの個性が引き立つよう工夫されユニーク。

ある年のラベルではボツになった作品も展示されてたり、原画のサイズや素材も様々。
ラベルサイズの数十倍の大きさの作品もあります。
アートって自由なんだと改めて感じました。
ウォーホールのコラージュもクリアなプラスチック板にさらっと人物像をなぞって、
下にピンクや水色などの画用紙を無造作に置いただけのように見える。
それがラベルになるとピシッとデザインされていて狐に騙されたかのよう。

アーティストは1943年よりピカソ(1973)、ミロ、シャガール(1970)。
アンディ・ウォーホール…、きら星のごとく。
日本人は二人のアーティスト、堂本尚郎節子・クロソフスカ・ド・ローラの作品。
1999年のサヴィニャックのひつじはpopでかわいかった♪

私は中国人のグ・ガンの原画がとても気に入りました。
Heart to Heart...


その後、ワンフロアー下った『ヒルズ・クラブ』へ。
ここは数年前、六本木でウェディングドレスのお店を経営してらっしゃるマダムに
友達とご馳走いただいた思い出が。またこのフロアに来れるなんて感動♪


2004年のムートンをいただく。
ラベルはプリンス・オブ・ウェールズチャールズ皇太子によるものです。
日が落ち窓の外のビルもキラキラと輝き出すとミニトークが始まりました。

ロスチャイルドの中でもイギリスに渡った一族が1853年にムートン(当時は別名)を購入し、
最初は最上級の称賛を得ることができなかったものの、磨きをかけ、
「プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ(第一特別級)」に格付けされ、
5大シャトーの名声を得た話。
バルテュス若い女性のヌードのデッサンはアメリカで許可されず、空白のラベルが使われたなど。



食事をしようと降り始めた雨のなか駆け足に抜け、六本木から吉祥寺へ移動しました。


元NIGIRO Cafe、LOBROSへ。

彩りもきれいなたっぷりの有機野菜のシーザーサラダや
ビスマルクピザ(ほうれん草と生ハム、卵をのせて焼いたピザ☆)をいただき、
やっぱり今日はワイン尽くしよ!とばかり白ワインを二人で飲み干し、
サングリアもおいしくいただき、閉店間際まで話し尽くしました(尽くしきってないかも?)。



新年の目標をたてたことが私にとって大変幸先良かったことをこの段階で気付けたことに感謝。
とっても充実した半日でした。


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ムートン・ロスシルド ワインラベル原画展

2008.3.1 sat - 3.30 sun
10:00-20:00 会期中無休
森アーツセンターギャラリー


[roppongi],[kichijoji]