ブレラ美術館

6日(日)はブレラ美術館へ行きました。
お店は日曜が休みなのですが、月曜日は美術館、博物館などが休みになるのです。
ブレラ美術館は500展を越す傑作ばかり。かなり見ごたえがあります。
入ってすぐの中庭でナポレオン三世の像が私たちを迎え入れてくれます。

展示室から展示室を歩きベッリーニの『ピエタ』、
ピエロ・デッラ・フランチェスカの『ウルビーノ公モンテフェルトロの聖母子』などを
鑑賞していきます。


こちらの展示室の一つはDonazione Emilio Maria Jesi 1976となっており、
個人より寄贈された絵画や彫刻などで構成されているらしく、近世の美術が展示されていました。

そこにはモディリアーニのMoise Kisling、Testa diginovane donna。
ピカソのTesta ditoro。Silvestro Lega。
Albert SavinioのLe gite des promesses。
ピエール・ボナルドのRitratto di Marta Bonnardなどがあり、
ヴェネツィア派、ロンバルディア派などで
食傷気味になりそうなところ、一息入れることができます。


なかでもUmberto BoccioniのLa citta saleは強く印象に残っています。


また、展示室後半にある一部屋では中央がガラス張りの小部屋で、
その内部は天井から換気が通るようになっていたり、
機械的な装置や薬品などが置かれています。

ここでは絵画や彫像の修復作業が行われ、見学できます。
修復している人はかなり年輩の方でガラス張りの部屋から出て、
知り合いなのか知り合いではないのか、男性と熱心に話して(説明してる?)いました。

その展示室の係りの女性がやれやれというように苦笑していたので、
きっと度々こんなふうに作業を中断し、お話しているのかもしれません。

修復中の絵画はRaffaello SanzioのSposalizio della Vergine 1504
展示室の途中と最後にはまだまだ絵画が保管されていました。
最後の展示室はFrancesco Hayez