ぼくと1ルピーの神様

ぼくと1ルピーの神様

ぼくと1ルピーの神様

インドのスラムに暮らす18歳の少年トーマスがある日クイズ番組に出演し、13問全ての難問に正解し、賞金十億ルピーを受け取った。しかし、不正があるに違いないと警察に捕らえられ、拷問を受けているなか飛び込んできたのが女性弁護人スミタ・シャー。トーマスは彼女になぜ全ての質問に答えられたのか話す。彼のそれまでの物語は、貧困層の格差、虐待、売春、宗教対立、戦争など現代のインドが抱えるさまざまな物語でもあった。