2009年12月の読書記録

平成21年最後の月は少し盛り返して読むことができました。この月でお勧めの本は「変わる家族 変わる食卓―真実に破壊されるマーケティング常識」、「欲ばり過ぎるニッポンの教育」の2冊。一方は食卓から、一方は教育からの側面で日本の現在の「家族」の姿があります。それは、何らかのシステムに期待したり、依存し、自らの力で改善、解決していこうという力が弱まっているように感じました。

12月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3991ページ

ナチュラルなからだ―季節のリズムにあったキレイなからだをつくる食のレシピ&からだレッスン (からだチューニングブック)ナチュラルなからだ―季節のリズムにあったキレイなからだをつくる食のレシピ&からだレッスン (からだチューニングブック)
読了日:12月30日 著者:南 清貴
変わる家族 変わる食卓―真実に破壊されるマーケティング常識変わる家族 変わる食卓―真実に破壊されるマーケティング常識
食卓から家族の在り方、個人の在り方の変化がよくわかる本。大変恐ろしい姿に思えるが、自分にも同様の面があるのだと反省もする。
読了日:12月30日 著者:岩村 暢子
顔をなくした女―〈わたし〉探しの精神病理 (岩波現代文庫―社会)顔をなくした女―〈わたし〉探しの精神病理 (岩波現代文庫―社会)
月並みだけど、読みごたえあって面白かった。臨床心理の先生が治療に当たりながら自分を省みて、クライアントに向き直る姿などに共感した。
読了日:12月23日 著者:大平 健
野菜できれいになる―野菜レシピ100おいしく食べて悩みを解決! (MARBLE BOOKS―daily made)野菜できれいになる―野菜レシピ100おいしく食べて悩みを解決! (MARBLE BOOKS―daily made)
野菜好きには最適なレシピ本。各レシピが少ない素材で簡単料理、そして効能も書かれているので、いろいろ作りたくなる。
読了日:12月21日 著者:永山 久夫,舘野 鏡子
暮らしを変えたい!―衣食住50のヒント (集英社be文庫)暮らしを変えたい!―衣食住50のヒント (集英社be文庫)
読了日:12月21日 著者:有元 葉子
海辺のカフカ (上) (新潮文庫)海辺のカフカ (上) (新潮文庫)
読了日:12月19日 著者:村上 春樹
欲ばり過ぎるニッポンの教育 (講談社現代新書)欲ばり過ぎるニッポンの教育 (講談社現代新書)
教育について議論されることも多いが、実際どんな状況なんだろうと思い手に取ってみた本。フィンランドスウェーデン、イギリスといった国々との比較も入り、日本の教育について対談。一般論ではなく、多様な視点からなのが、興味深かった。
読了日:12月15日 著者:苅谷 剛彦,増田 ユリヤ
XIPPI(ヒッピー)―ユッスー・ンドゥール写真集XIPPI(ヒッピー)―ユッスー・ンドゥール写真集
読了日:12月14日 著者:ミヨコ秋山
0~2才能力と意欲を伸ばす育児法 (イラスト版赤ちゃんの情緒と好奇心を育てるシリーズ)0~2才能力と意欲を伸ばす育児法 (イラスト版赤ちゃんの情緒と好奇心を育てるシリーズ)
読了日:12月14日 著者:久保田 競
筆談ホステス筆談ホステス
読了日:12月12日 著者:斉藤里恵
ルパンの消息 (カッパノベルス)ルパンの消息 (カッパノベルス)
読了日:12月07日 著者:横山 秀夫
さくらさくら
読了日:12月07日 著者:西 加奈子
やぶにらみ科学論 (ちくま新書)やぶにらみ科学論 (ちくま新書)
グラグラと、私のなかの科学の常識を揺さぶってくれ、それが気持ちよい。「科学の進歩は慶賀すべきことであり、人々は科学の成果を利用する権利を有するが、科学がよしとするものに従う義務はない」の言葉に集約されている。
読了日:12月06日 著者:池田 清彦
ペンブックス ダ・ヴィンチ全作品・全解剖 (Pen BOOKS 1)ペンブックス ダ・ヴィンチ全作品・全解剖 (Pen BOOKS 1)
読了日:12月05日 著者:ペン編集部
きいろいゾウ (小学館文庫)きいろいゾウ (小学館文庫)
ムコもツマも大地くんもカンチさんも、、、それぞれ抱えているものがあって、でもそれを抱えながら、あるいは昇華させていきながら、自分の身近な人への愛を改めて認識していく感じが好き。
読了日:12月05日 著者:西 加奈子
幸田家のしつけ (平凡社新書)幸田家のしつけ (平凡社新書)
「形が人を美しく見せる」―幸田文の「父・こんなこと」などにも描かれている幸田露伴の娘への家事、その他のしつけについて。
読了日:12月02日 著者:橋本 敏男

読書メーター