小学校で茶会 2年目

昨年*1に引き続き、小学校でお茶会をしてきました。この行事の目的は春に卒業する6年生に茶道体験を通してお辞儀をはじめとする礼儀を学んでもらう事です。
まず、和菓子、次にお茶を出し、それから真・行・草のお辞儀の仕方を学んでもらいます。
そして最後に質疑応答があり、クラスによっては大変活発に質問が出ました。生徒の質問に、私も「そういえば?!」というものもあり、先生のお答を聞くのも勉強になりました。たとえば、お茶室に飾る花はなぜ置くのですか?という質問。先生はカレンダーのようなものですよと答えてらっしゃいました。その時期に咲いている花などを生けることで、季節を知る、あるいは感じるためなのですね。

1クラス30名ちょっとを3クラス、合計100名ちょっとの皆さんにお茶を出すのですが、こちらは4人でこなします。ただし、私の先生は生徒たちに茶道について、お辞儀についてなど説明したり、質問に答えてらっしゃるので、1人がお点前をし、二人が水屋をし、お点前を終えた1人が水屋の手伝いに入るという、なかなかの仕事です。しかし、チームワークがとても良いので、大変順調に進行していきました。
今年は3クラスとも私がお点前させていただいたのですが、もう最初に頭がすっとんでしまって参りました。今回の成果としてはお澄ましが上手になったことかも。

お軸は一期一会
茶花は椿と菜の花