4月の読書記録

いつもの半分のペース。いかんのぉ。
幼い生命の健康を学ぶことのできる「幼い生命と健康」と読書の醍醐味が幅広く味わえる「増補 書を読んで羊を失う」がオススメ。

4月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1816ページ

臨床家 河合隼雄臨床家 河合隼雄
臨床心理士でもあり、カウンセリングをしてもらったクライアントの立場から語った人、あるいは対談をした人、プライベートでも懇意にした人たちから河合隼雄を語った本。涙もろく人情味のあふれた、かつクールな目を持っていた人であったんだな。
読了日:04月28日 著者:
できそこないの男たち (光文社新書)できそこないの男たち (光文社新書)
読了日:04月25日 著者:福岡 伸一
幼い生命と健康 (岩波新書)幼い生命と健康 (岩波新書)
幼い生命について学ぶために大変良い本。最後の『まずあなたが、脳や体、そして幼い生命の健康のすべてについて知ってください。(略)人間が生きていく上で、守るべきこと、つまりしつけですが、まず、恐れと言う「危険から身を守ること」はやはり誘導し教えるべきです。そして次に、他の人を恐れや痛みに追い込んではいけないでしょう。「自分がやられたら嫌だと思うことは、絶対にしてはいけない」。この二つがしつけではないでしょうか』の言葉を心にとめておこうと思う。
読了日:04月22日 著者:荒井 良
増補 書を読んで羊を失う (平凡社ライブラリー)増補 書を読んで羊を失う (平凡社ライブラリー)
本にまつわる話が世界各地、歴史も飛び越え、静かに語られていく。読書の幸福にひたるひと時が味わえる。
読了日:04月16日 著者:鶴ヶ谷 真一
いっぽん桜 (新潮文庫)いっぽん桜 (新潮文庫)
読了日:04月11日 著者:山本 一力
現代日本文化論 (11)現代日本文化論 (11)
森村泰昌梅原猛など様々な角度から芸術について論じている。中でも歌右衛門横尾忠則の対談が素晴らしい。礼節と美術についての会話、そして、「木でも花がさくかさかないかは別にして本当に頭が下がります。それが自分の芸に通じてきますから。」という言葉をかみしめる。
読了日:04月09日 著者:
孤島 (筑摩叢書)孤島 (筑摩叢書)
親しみを感じるのは東洋的思想に通じるものがあるからなのか。特に最初の「空白の魔力」は繰り返し読んでしまった。
読了日:04月06日 著者:ジャン グルニエ

読書メーター