5月の読書記録

今月は美術関係の本を数冊読むことができた。「若冲になったアメリカ人 ジョー・D・プライス物語」は上野のプライスコレクションを思い出し、かつ、プライス氏の日本美術への造詣の深さと愛情を改めて知り、感謝の気持ちを持った。一方、会田 誠さんのエッセイ（？）「カリコリせんとや生まれけむ」では現代アーティストの家族のやり取りが興味深かった。

若冲になったアメリカ人 ジョー・D・プライス物語

カリコリせんとや生まれけむ

5月の読書メーター
読んだ本の数：16冊
読んだページ数：3432ページ

先生はえらい (ちくまプリマー新書)
「誤解」万歳。えらい先生に出会ってしまった自分えらい（笑）？という循環に陥ってしまう。その誤解、思い込みをさせてくれるのが「えらい先生」ってことなのかな。あいまいさを許容してくれるところが。
読了日：05月30日 著者：内田 樹
あいだ (ちくま学芸文庫)
個人あって「あいだ」あるにあらず、「あいだ」あって個人あるのである。…まだまだ理解できないことばかり。いつか再読しよう。
読了日：05月26日 著者：木村 敏
中年閑居して…―ライフワークの思想 (1978年)
読了日：05月24日 著者：外山 滋比古
幽霊名画集―全生庵蔵・三遊亭円朝コレクション (ちくま学芸文庫)
読了日：05月17日 著者：辻 惟雄
若冲になったアメリカ人 ジョー・D・プライス物語
読了日：05月17日 著者：ジョー・プライス,山下 裕二
私本・源氏物語 (文春文庫 (153‐24))
読了日：05月17日 著者：田辺 聖子
現代アートビジネス (アスキー新書 61)
読了日：05月08日 著者：小山 登美夫
本当はちがうんだ日記 (集英社文庫)
時にクスクス笑ってしまった。「キスの重み」と「それ以来、白い杖…」には人の美しさを感じる。でも、できるなら「嘘と裏切りの宝石」のような女性になってみたいわ。
読了日：05月07日 著者：穂村 弘
どこでも楽しく収穫！　パパの楽ちん菜園　育てやすい野菜＆果樹＆ハーブ　ベスト30
読了日：05月07日 著者：竹下 大学
限界芸術論 (ちくま学芸文庫)
1967年の本だけど、今のインターネットなどの周囲を見て、どんなふうに書くだろうかと想像してみる。「人それぞれの間にあるディスコミュニケーションに耐えるという哲学、あまりたくさんのコミュニケーションは、お互いの共同の幸福を作りださない。ある種のディスコミュニケーションが保たれることを通して、世の中の幸福は成り立っている。コミュニケーションを極度におしすすめ、正しいただ一つの理念によって結ばれるという考え方には、誰かによるある種のおしつけにおちいる危険がある。」現在加速しているような…。
読了日：05月04日 著者：鶴見 俊輔
ウー・ウェン 体がよろこぶ季節のごはん
読了日：05月03日 著者：ウー ウェン
カリコリせんとや生まれけむ
爽快。笑ってしまう場面もある。家族のやりとりもいわゆる「普通」からは飛び出ているのかもしれないけれど、そこが良いと思う。お子さんはのびのび育つことだろうな。
読了日：05月03日 著者：会田 誠
ウー・ウェンのねぎが、おいしい。
ネギ好きなので。これは買っておこうかな。
読了日：05月03日 著者：ウー ウェン
しっかり育つよ! ベランダ・永田農法 (集英社be文庫)
読了日：05月02日 著者：たなか やすこ
女性のためのそば打ち・うどん打ち
読了日：05月02日 著者：川上 恵子,白鳥 哲也 他
教えることの復権 (ちくま新書)
「教える」とは何か？教師じゃなくてもそのヒントとして得るところが多々。事前の準備、教材を毎回変えて教師自身が飽きないようにする、てびきの作成。基本的なところは生徒をじっくり観察して、子供が立ち止まった時に彼らが気づかないように手伝う。こういう教師の授業を受けてみたかった。
読了日：05月02日 著者：大村 はま,苅谷 夏子,苅谷 剛彦

読書メーター