9月の読書記録

今月の読書量はぼちぼち。お勧め本はこちらの3冊。

私家版・ユダヤ文化論 (文春新書)

私家版・ユダヤ文化論 (文春新書)

  • 日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率

日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社+α新書)

日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社+α新書)

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

読んだ本の数:18冊
読んだページ数:3631ページ

江戸に学ぶ人育て人づくり (角川SSC新書)江戸に学ぶ人育て人づくり (角川SSC新書)
読了日:09月29日 著者:小泉 吉永
一反木綿から始める生物学 (ソフトバンク新書)一反木綿から始める生物学 (ソフトバンク新書)
タイトルが面白かったので手をとったが、内容にまとまりがない。
読了日:09月25日 著者:武村 政春
ジプシーの幌馬車ジプシーの幌馬車
ジプシーのホロコースト
読了日:09月24日 著者:ザハリア スタンク
オーラルケアレシピ―笑顔・口元・息すっきり 笑顔に自信をもちたいあなたに (7歳若返る健康法シリーズ)オーラルケアレシピ―笑顔・口元・息すっきり 笑顔に自信をもちたいあなたに (7歳若返る健康法シリーズ)
読了日:09月21日 著者:
韓流スープ&チゲ―本格定番料理から創作料理まで (旭屋出版MOOK)韓流スープ&チゲ―本格定番料理から創作料理まで (旭屋出版MOOK)
読了日:09月21日 著者:秋山 きよみ
日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社プラスアルファ新書)日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社プラスアルファ新書)
食料安保とはリスク・マネジメントの課題であって、自給の問題ではない」に同意。農水省はカロリーベースの自給率云々、または補助金による農業保護政策などで未来図を描くのではなく、海外にも競争力を持てるような農業戦略を推し進めてほしい。
読了日:09月20日 著者:浅川 芳裕
思索紀行 ――ぼくはこんな旅をしてきた思索紀行 ――ぼくはこんな旅をしてきた
「ニューヨーク'81」、「AIDSの荒野を行く」は80年代NYを著している。差別に次ぐ差別の歴史、豊かな都市の裏側の澱みは、どうなったのだろう?「パレスチナ報告」、「自爆テロの研究」、イスラエルパレスチナについて全く知らないということがわかった。歴史に積み重ねられた問題の複雑さ、この問題が解決する日がくるのだろうか。「神のための音楽」、優れた芸術と結び付いたとき、宗教はさらに強固な信仰心を生じる。「ヨーロッパ反核無銭旅行」、多様な地域での様々な運動が歴史的蓄積を持ち、他の運動とつながりを持っている。
読了日:09月19日 著者:立花 隆
面白法人カヤック会社案内面白法人カヤック会社案内
読了日:09月18日 著者:柳澤大輔
ひらめきの導火線 (PHP新書)ひらめきの導火線 (PHP新書)
読了日:09月16日 著者:茂木 健一郎
お~い!竜馬 (第1巻) (ヤングサンデーコミックス〈ワイド版〉)お~い!竜馬 (第1巻) (ヤングサンデーコミックス〈ワイド版〉)
読了日:09月15日 著者:武田 鉄矢,小山 ゆう
野に出た小人たち―小人の冒険シリーズ〈2〉 (岩波少年文庫)野に出た小人たち―小人の冒険シリーズ〈2〉 (岩波少年文庫)
読了日:09月13日 著者:メアリー ノートン
今日のおかず今日のおかず
高山さんの本はどれも本当に美味しそう。それは素材を大切に扱い、その良さを十分に引き出そうとしているから。最後の「白いご飯のこと」の佐藤初女さんについての文章は素晴らしい。ご飯を炊くという行為さえ、真摯に取り組むことで美味しいご飯を炊き上げ、人をもてなすことができるんだという事を教えてもらいました。
読了日:09月12日 著者:高山 なおみ
野菜のぷちストックレシピ―手軽でムダなくおいしい野菜のぷちストックレシピ―手軽でムダなくおいしい
野菜、魚、肉、果物まで。お酢や塩、油などに漬け込んでおけば一定期間ストックできる。この本、買いかな。
読了日:09月12日 著者:本谷 惠津子
パーネ・アモーレ―イタリア語通訳奮闘記 (文春文庫)パーネ・アモーレ―イタリア語通訳奮闘記 (文春文庫)
米原万里さんつながり。すばらしく面白い本。ウィットに、ユーモアにとみ、声を出して笑ってしまうこと、数か所(息子さんの言葉とか・・・)。そして、シモネッタ以前の章での奮闘記、またフリー通訳時代のタクシー運転手への疑うことの知らない親切の話にジーンとした。通訳、翻訳家って本当に言葉の巧みな使い手だわ。
読了日:09月09日 著者:田丸 公美子
まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)
ひんやりとした空気は決して最後まで途切れることはない。クールそうなのに人に手を貸す多田と、ひょろりとし冷たい凶器のようにふるまうこともある行天というコンビネーションも決して慣れ合うことはない。にもかかわらず、読み進めるにつれ、暖かい気持ちが湧いてくる。まほろば市は元地元の町田にそっくりだったので、具体的な絵が想像できておもしろかった。
読了日:09月07日 著者:三浦 しをん
私家版・ユダヤ文化論 (文春新書)私家版・ユダヤ文化論 (文春新書)
反ユダヤ主義者の中には善意の人間が多数含まれていた」という一文に恐怖を感じた。また、ユダヤ主義と語る時、その中には反ユダヤ主義という意味が含有されているということに気づかされた。ほぼ最後の章から理解していたつもりの内容がどんでん返しのように解らなくなってしまったので、再読したい。あとがきを読み、この密度の濃い本は内田樹氏のレヴィナス老師への大いなる尊敬の表れであり、感謝の手紙のようなものだと感じた。
読了日:09月05日 著者:内田 樹
新版 霊柩車の誕生 (朝日選書)新版 霊柩車の誕生 (朝日選書)
霊柩車がどうしてそのような形、宮型などのキッチュな造形になっていったかということから、葬列の歴史、ひいては葬列が華美になり、廃れていった過程。そこには近代化、都市化といった歴史があるなど大変興味深く、読み応えあり。当時の文化の参考に小説等が参照されているのも読みやすい。長谷川幸延著の「冠婚葬祭」という小説も読んでみたい。
読了日:09月05日 著者:井上 章一
ひきこもりはなぜ「治る」のか?―精神分析的アプローチ (シリーズCura)ひきこもりはなぜ「治る」のか?―精神分析的アプローチ (シリーズCura)
あとがきの「…誰にも邪魔されず自由で なんというか 救われてなきゃあダメなんだ 独り静かで豊かで…。」という言葉でそのようにひきこもりたいものだと夢想する著者。本文を読んでいると、案外こういう環境をしっかりとととのえることがひきこもりを治すきっかけになるのでは?と思った。挨拶は大切。
読了日:09月03日 著者:斎藤 環

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