濃茶 重ね茶碗

炉開きのため今日の主菓子は猪子餅。

先日の茶事ではぜんざいをいただきましたが、この時に黒文字とともにべんがらで紅く染めた杉の箸1本と合わせて箸として使い、黒文字だけ持ち帰ると教えていただきました。この「べんがらで染めた杉の箸」がどうしてそれを使うのだろうか?という話になりました。
ネットで調べた限りで"千利休は、客人をもてなすために、手で軽く持てるように、吉野地方で取り寄せた赤杉を、自分でお客の人数分の箸を小刀で削って、もてなした話がある。 *1"という文章を見つけました。これがその由来かしら?べんがらで染めたという理由はこの由来に沿って杉を赤くするため?
弁柄 - Wikipediaによるとべんがらは"安価な上無毒で人体にも安全なため非常に用途は多い。"とあるので、使いやすかったのかな。

茶花

  • 萩、コスモス、金柑、バジル