初釜・重茶碗

初釜。今日のお点前は、濃茶を私、薄茶を友人が担当。
初めてお目にかかる女性のお客様もいらして、中学生男子は初の茶事を体験という席になりました。
香合
香合
茶花は水仙南天
Narcissus and Nandin
みなさんと一緒に控えで白湯をいただき、水屋へ。お客様たちが席入りしたところで、濃茶席が始まりました。
お稽古を3度も付けていただいたのに、抜けてしまった動作がありました。それでも、今回が一番きちんとできたと言っていただいたのは励みになります。今回はお客様がいたおかげで緊張感を持続できたと思いますし、とても良い勉強になりました。
私はお点前をしていたので、後で頂いた花びら餅。少し大きめに作ってもらったそうです。
wagashi, Hanabira-mochi, 花びら餅
薄茶の席。
螺鈿の器に干菓子。華やか!
wagashi
懐紙にいただいたところ。兎の干菓子がかわいらしい。わかるでしょうか?懐紙も兎なんです♪
wagashi, ume and rabbit
茶席が終わり、友人と中学生男子が先生より許状をいただいておりました。二人とも覚えるのが早いので、あっという間に追いつかれそうです。
控えでお酒とお弁当をいただきました。なにもかも美味しかったです!
お屠蘇
左上から、黒豆、なます、百合根のきんとん、田作り、白菜の漬物、かまぼこ、天麩羅(海老、人参、ししとう)、酢蓮、煮しめ(厚揚げ、人参、ししとう、帆立、蒟蒻、里芋)、くわい(クチナシで色付けしています)、ご飯。
OBENTO
先生から、教えてもらえるというのは幸せなことですよというお話になりました。誰からも教えてもらえなくなったら哀しいことだからと。その時、いらしたお客様も同意されていました。いくつか会社を経営している方だそうですが、いつも新しいことを習うようにしているそうです。それは、時にはとっても嫌なこともあるけれども、そういうことに直面して自分というものがわかる、とおっしゃっていました。
まさに今日のお軸、「白桂尚可磨」(はっけいなおみがくべし)につながる話。