4月の読書記録

今月読了したのは13冊。オススメはこの3冊。偶然にも生命にまつわる著書となりました。

「食べる」思想 ~人が食うもの・神が喰うもの

いのちの素顔 (シリーズ生きる)

進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)

4月の読書メーター
読んだ本の数：13冊
読んだページ数：3776ページ

大江戸観光 (ちくま文庫)
軽やかにディープに江戸を語る。そしてどこかわかる人がわかればいいと、放置される。なかなかそれは悪くなく、よしもっと知りたいぞ！とこちらはなる。著者によると木村荘八は江戸かわかるが、小村雪岱は違うらしい。それを感じてみたいな。あとちょうどチェルノブイリ事故があった時代らしい。「核に生かされている現実と核に殺される未来を私たちは知っています。新しい時代に核が不在となるのならば、今のこの時代は核の時代の末年、つまり「核末」なんて呼ばれるかな」になんとも言えない気持ち。
読了日：04月28日 著者：杉浦 日向子
「食べる」思想 ~人が食うもの・神が喰うもの
「なぜ人を食べてはいけないのか」という問いを自問してきた著者。「人が食う過程」と「神が喰う過程」の両方をつきあわせることで興味本意ではない思考を差しだしている。宮沢賢治の作品やゴヤの「わが子を喰うサトゥルヌス」などを取り上げている。衝撃的だったのは「にわとり狩り」の授業の話。著者の指摘の通り「生き物を大切にすること」と「生き物に＜あなた＞を感じること」の違いを獲得することこそが命を尊ぶことになると思う。
読了日：04月27日 著者：村瀬 学
ホームメイドスープ―野菜をまるごと味わう新・定番レシピ
野菜のスープが好きな人は要チェック。焼きナスとパルミジャーノのスープ、マッシュルームとワイルドライスのスープアボガドとチキンのスープなど作ってみたい！
読了日：04月24日 著者：原 弘美
生きるとは、自分の物語をつくること
人はそれぞれ自分なりの物語をつくりだしている。わたしもあなたもあの人も...。人を助けに行く人は強い人が多いが、相手はたまったものではない。相手と同じ力になれるとういこと。それには訓練が必要。小川洋子さんの長いあとがきにも感極まってしまった。後で気付いた本当にいたルートくん、アンネ・フランクの親友の旦那さんのはなしも良かった。
読了日：04月24日 著者：小川 洋子,河合 隼雄
虐げられた人びと (新潮文庫)
読了日：04月23日 著者：ドストエフスキー

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)
読了日：04月21日 著者：デビッド・カークパトリック
いのちの素顔 (シリーズ生きる)
「生きることとは？」旧植民地朝鮮に生まれた著者が幼い子供や女性、社会の中の弱者に寄り添い、この変動する時代にどのように生きればよいのか自問し続けている。
読了日：04月18日 著者：森崎 和江

銀座クラブは女の大学 (小学館101新書 53)
しなやかで骨太。かろやかにびしっと大切なところを抑えている。「今狙うべきは、危機感をコアに秘める、やわらかい男」。こういう女でもありたいわ。＜明るいもの、エネルギーのあるもの＞そして、＜確かなもの、はっきりしているもの＞つまりはキャラが立っている人。精進します。
読了日：04月10日 著者：蝶々

カムイ外伝 (12) (小学館叢書)
終わってしまった…
読了日：04月09日 著者：白土 三平
進化しすぎた脳 (ブルーバックス)
大変わかりやすい。脳科学者の著者がNYの高校生に脳の講義をしたのが、この内容。子供の時はもちろん、今でもこの授業を受けてみたい。脳の機能から、心とは何か、心がどこに生まれるかまで踏み込んだり、アルツハイマー病を話題の中心として薬までに話が及んでいる。シナプスの機能故に脳は構造としてではなく、機能としてもあいまい。ヒトの脳は何のためにここまで発達したかというと、＜柔軟性＞を生むためなんだ。もう、その一言に尽きる。等。しばらくしたらまた再読したい。
読了日：04月08日 著者：池谷 裕二
ことばの力 (中公文庫)
読了日：04月05日 著者：外山 滋比古

カムイ外伝 (11) (小学館叢書)
酉蔵（酉子）切なし。それにしても忍犬…。
読了日：04月03日 著者：白土 三平
体脂肪計タニタの社員食堂 ~500kcalのまんぷく定食~
元々一汁三菜と塩分控えめを心がけていたので、納得すること多々。「ひじきとかぼちゃの焼きコロッケ」、「豆腐つくねバーグ」、「カレークリームスープ」は作りたい。だしやスパイスを利かせる、香味野菜を利用するのは重要だよね。
読了日：04月03日 著者：タニタ

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