トゥルーズ=ロートレック展 内覧会@三菱一号館美術館

明日から開催予定のトゥルーズ=ロートレック展 内覧会に三菱一号館美術館へ行ってきました。
ロートレックの写真も豊富で子供のころプティ・ピジュー(小さな宝物)と呼ばれていたという記事を読み、なぜかローラン・プティを思い浮かべていました。ママに大切にされた男の子。どちらも優れた芸術を花開かせています。

ロートレックはなんてのびやかに女優や踊り子あるいはけだるい雰囲気の娼婦たちをえがくのでしょうか。
一方で力強い父の肖像である「アルフォンス・ド・トゥールーズ=ロートレック伯爵」などや今回私が気に入った展示のポスターにも使われている「『ラ・ルヴュ・ブランシュ』誌」のような可憐で可愛らしい女性の姿も鑑賞できたのは興味深かったです。
どちらかと言うとあくの強い女性を描いている印象があったので...。
そして、「ジュール・ルナールの『博物誌』」の表紙として描いた動物たち!大変丁寧に描かれていてロートレックの動物に対する愛情が伝わる作品群でした。かたつむりの下に伸びたような姿や、牛が坐り込んでいる後姿など、構図も意外性がありました。

写真やロートレックの作品に出てくる彼の周囲の人々を観ていて感じたのは、今回のロートレック展で感じたのはロートレックの周りには彼が愛する人々がいて、また彼を愛する人々がいたということ。その愛に囲まれつつも、アルコールにのめり込むロートレック
ロートレックがなくなった後、親友のジョワイヤンが彼のために奔走した文章を読み、胸が熱くなりました。

今回のグッズ売り場ではいろいろと目移りしました。気が付くと色々手にしていて...。私には珍しい。羽のついたカチューシャもちょっとほしかったり...。でも、どこでつけるんだろう?!

ロートレックに関連したイベントも色々とあるようです。私が注目したいのはこちら。写真撮りに行っちゃおう。
丸の内仲通りガーデニングショー2011:10月21日(金)〜10月30日(日)
http://www.mn-garden.com/
トゥルーズ=ロートレック展、Toulouse-Lautrec
いただいた招待状。赤とオリーブでまとめれて、ロートレックの花押も入った素敵なデザイン。Takさんありがとうございました!

トゥルーズ=ロートレック展
Toulouse-Lautrec
Albi-Paris: Mauriee Joyant, l'heritage de l'artiste
2011.10.13-12.25
三菱一号館美術館

http://mimt.jp/lautrec2011/