初稽古 袱紗の裁き方から

お茶の初稽古に行ってきました。

茶道歴0ヶ月。


まずは他の方が濃茶を点てたのを
客としていただきました。
ドキドキしつつも、
隣でもう一人の先生が教えてくださるので、安心。


お茶の席って、楊枝を落とした音でさえ
みんながこちらを見る(睨む?)ぐらいの
緊張を強いられる時間って思っていたんですけど、
そんなことはなかったです。
(かなりの偏見?)


年末の茶事でも感じたことですが、
今回のお稽古でも同様、みなさん明るくて
笑い声もはじけてリラックスムード。


今回は私は端っこで袱紗の裁き方を習いました。
裁くときはわきの下をやわらかく軽く開け、
腕の傾きに気をつけ、手の先を揃え、
まるく握るようにします。
ただ、布を畳んだり、広げたりするのではないのですね。

そして、その動作には清める、という
意味もこめられているそうです。


先生が袱紗を裁く姿は日本舞踊のよう。


そうそう、お抹茶を茶碗に入れた後の動作にも
それを感じました。
茶杓を少し持ち上げて、コンッと棗の端を
たたくまでの間とその仕草。
心の中でため息が出てしまいました。


なんと美しい仕草でしょう。
なんと絶妙な間なんでしょう。


今回は最後にお菓子が余ったので、
お稽古とは別に(とはいえこれもモチロンお稽古ですね。)
みなさんのためにお茶を点てました。


5、6杯でしょうか?
それだけ点てていると肘が痛くなります。
甘いかしら…。


深いお茶碗もあり、それは更に難しかったです。
でも、先生や皆さんがまたまた褒めてくださるので、
すっかり有頂天で点てておりました。



私は褒められると伸びるタイプです。