茶箱 卯の花点前


4月は休みをいただいていたため、お茶のお稽古まだまだ4回目。
6月の小学校でのお点前が決まりました。
ウッドデッキの上が会場と言うことで「茶箱 卯の花点前」。


最初に茶箱について教えていただいたときに、
ピクニックに行き、その野原でお茶を点てるようなものですか?と伺いました。


桃山時代豊臣秀吉が戦場で野点をしたときにこの点前をしたそうです。
分かってはいたことですが、脈々と受け継がれ長い歴史を経て今に至るという
その感覚に目眩を覚えました。


今回は鉢に炭をいれ、釜を乗せていましたが、
当時は薪をくべ、櫓を組み、そこから釜を吊るしていたそうです。


行く風あり、飛ぶ虫あり、または馬の鼻息や鳥の鳴き声のする中、
戦場で武将たちがお茶を点てるというのはどのような情景なのでしょう。


さて、茶箱 卯の花点前。

箱の中に

  • 茶碗
  • 茶碗に古袱紗を敷き、そこに棗
  • 茶筅筒にいれた茶筅
  • 茶巾筒にいれた茶巾
  • 茶杓
  • ふりだし(金平糖が入っており、振り出して取る)

のお道具を入れ、箱の蓋を閉め、お盆の上に載せます。


1ヶ月のブランクで歩き方も袱紗の裁き方もすっかり忘れてしまっているので、
2回お稽古させていただきました。
6月の野点まであと残るは1回の稽古のみ。



今日の茶菓子は


茶花は

  • 琉球月見草
  • 西洋おだまき