「現な像」

写真家、杉本 博司氏の著書「現な像」。
その1章「神が仏になる時」の平安時代末期のこの歌が目に留まる。

仏は常に在ませども 現ならぬぞあはれなる 人の音せぬ暁に 仄に夢にみえたまふ
(ほとけはつねにいませども うつつならぬぞあはれなる ひとのおとせぬあかつきに ほのかにゆめにみえたまふ)

現な像

現な像