チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展 〜動物編〜 @江戸東京博物館

両国にある江戸東京博物館で開催中のチンギス・ハーンとモンゴルの至宝展の内覧会に参加させていただきました。内覧会では主催者からの特別なご厚意により写真撮影もOKということで、買ったばかりのデジカメも大活躍♪

大まかな印象は

チンギス・ハーンが小説や漫画で何度か取り上げられるように歴史上日本とのかかわりも多く*2、現代でもモンゴル出身の力士が次々に活躍しているというのに、この国について知らないことも多くありました。

さて、展示。黒い布の上に置いてある展示品は一級文物、日本でいう国宝の品物だそうです。
動物ものの一部はたとえば、こちらまず鹿→
青銅製鹿形装飾具」。雌雄が対になっている鹿です。鹿のモチーフが多かったのですが、それはモンゴルでは鹿を神聖化していたからだそうです。表情も愛嬌のあるかわいらしいものです。

この住居は実物の1/4。こちらのテント(ゲル)の横にある棒(なんというものなのでしょうか?聞き忘れてしまいました)の土台はヒキガエル

馬と龍の頭が装飾されている優雅な琴。美しい音を奏でる「龍紋彫刻馬頭琴(モリン・ホール)」。こちらでは馬頭琴のメロディーを聴くこともできます。


モンゴルでは五畜というように羊、山羊、馬、牛、ラクダがその生活に欠かせない動物だとのことです。遊牧民にとって動物は切っても切り離せない重要な存在。自然に密着した生活がこのように多く動物の装飾品や彫像を生み出したのでしょう。そのまなざしは時に鋭く、時に愛情をこめられています。

今日はここまで(つづく)


チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展
江戸東京博物館
4月11日(日)まで
チンギス・ハーンとモンゴルの至宝

*1:自分の無恥さ加減暴露

*2:モンゴルと日本の関係はこちらで「Монгол улсаас Япон улсад суугаа Элчин Сайдын Яам