チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展 〜ファッション編〜 @江戸東京博物館


先日の記事*1に引き続いて、今日はモンゴル展で観たファッションについての感想を記します。まずはイチオシの一級文物(日本でいう国宝)「鷹形金冠飾り」。トルコ石の頭の鳥は鷹で、その下の黄金にはオオカミが羊にかみつく場面が彫りあげられています。すべて併せて重さおよそ1200g。王様はこんな重いものを頭に載せて、勇姿を示していたのですね。

ちなみにこちらの冠飾りの複製であれば、入手可能です。内閣総理大臣賞受賞作家の石川光一作の24金の純金と天然トルコ石で美しいレプリカです。ただし、8桁の金額ですが......。白手袋をはめて持つこともできますよ、とおっしゃっていただいたのですが、やらかしてしまったら困るので、遠慮申し上げました。
そして、モンゴル女性の服装を展示したコーナー。それぞれの部族の服装を着た人形が6体ほど並んでいました。
こちらはスターウォーズのアミダラ姫のヘアスタイルそっくり!

そして、私が一番気に入ったのはこちらの服装。どちらの服装も細やかな刺繍が施され、糸もグラデーションに染められたりととってもおしゃれ。ブーツも素敵でした♪

近くても知らないモンゴルの歴史、文化。こんなにファッショナブルで、かわいらしい動物のモチーフも多いものだとは思いもよりませんでした。初内覧会、大変楽しく見ごたえがありました。
そして、参加させていただきまして、どうもありがとうございました!

チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展
江戸東京博物館
4月11日(日)まで
チンギス・ハーンとモンゴルの至宝