6月の読書記録

今月も読書量ダウン。サッカー観戦が祟ったか。

6月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1854ページ

ファーブル昆虫記の旅 (とんぼの本)ファーブル昆虫記の旅 (とんぼの本)
昆虫好きの人の話はいいなぁ。シニカルな視点もまた善し。南仏の美しい自然、小さな虫たちの写真もあり、それを眺めるのも楽しい。
読了日:06月30日 著者:奥本 大三郎
ものがたりのある一皿 季節のおもてなしレシピものがたりのある一皿 季節のおもてなしレシピ
料理の本なのに一つ一つのレシピについているエッセイが静かで、優しい。涙が出てしまう話さえあった。「女性にとって料理上手がしあわせへの近道であるように、男性にとって誉め上手がしあわせへの近道かもしれません」という言葉は賛否両論あるとは思うが、私は大いに賛同。
読了日:06月27日 著者:行正 り香
日本の行く道 (集英社新書 423C)日本の行く道 (集英社新書 423C)
アプローチが面白い。さっさと大人にさせられる子供の話や自分達が必要とするもの以上のものを作り出すことへの疑問については共感。たしかに自分が生まれる前の歴史など、ましてや戦前、産業革命以前の歴史など自分には関係ないと考えていたところもあった。でも、いまの自分の有り様は十分そんな歴史の土台にたったもの。「超高層ビルをこわす」ことができれば、日本はまた新たな歴史を選択することになるんだろうな。それにはまずわたしが選択しなくては。
読了日:06月17日 著者:橋本 治
雅子さまと「新型うつ」 (朝日新書)雅子さまと「新型うつ」 (朝日新書)
読了日:06月14日 著者:香山 リカ
鳥の仏教鳥の仏教
チベット人により再発見され、大変分かりやすい言葉で書かれた仏教の本。本来のタイトルは「鳥のダルマのすばらしい花環」。鳥たちが真摯に仏教に取り組む姿勢に胸が熱くなる。このような物語を作り、伝えていく人々に頭が下がる。木部一樹さんの鳥の絵もこの物語に相応しく読者の心に呼び掛けるかのよう。
読了日:06月10日 著者:中沢 新一
シンプルスープ100―毎日食べたい、野菜たっぷりかんたんスープが100種類! (サンリオチャイルドムック 第 30号)シンプルスープ100―毎日食べたい、野菜たっぷりかんたんスープが100種類! (サンリオチャイルドムック 第 30号)
読了日:06月09日 著者:瀬尾 幸子
残光 (新潮文庫)残光 (新潮文庫)
不思議な本。こちらに居るかと思うとそれは錯覚で、実は他のところにいるんじゃないかと思わせられる。最後の文章は美しくも怖い。要再読
読了日:06月09日 著者:小島 信夫
東京美術骨董繁盛記 (中公新書)東京美術骨董繁盛記 (中公新書)
大変楽しく読んだ。18軒の古美術骨董商を巡り話を聞くなかで、美術のこと、コレクターの事、過去から現在の様々な移り変わりがみえる。細川護立、魯山人川端康成著名人がしばし登場。「ギャラリー無境の巻」のご主人が巡査で魯山人さんの家の見回りをしていて、配置換えの挨拶をしたときの話はいい話
読了日:06月09日 著者:奥本 大三郎
夢事典―夢は現在・未来を伝えるあなたへのメッセージ夢事典―夢は現在・未来を伝えるあなたへのメッセージ
読了日:06月01日 著者:レディラピス

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