屏風の世界@出光美術館 2回目

屏風の世界*1の後期展示を見てきました。今回印象的な展示品はこの2点。

  • 与謝野蕪村の「山水図屏風(六曲一双)」:描かれているのは光沢のある白い絹の絖(ぬめ)です。そのこともあってか、蕪村の柔らかい筆遣いがさらに穏やかに見えます。切り立っている岩壁があっても、圧迫感より吹き抜ける空間を感じました。
  • 池大雅の「十二ヶ月離合山水図屏風(六曲一双)」:斜めから見たときの驚き!右斜めから見ても、左斜めから見ても表に出ている面が次の面と続いていることに驚愕。夢中になって、右へ左へと行き来してしまいました。 そして、描き方も様々。ゴッホの描き方のような岩山や、印象派のような木々の描き方。うーん、素晴らしい!

7/25(日)まで出光美術館に展示しているので、ぜひご覧ください♪