2010年展覧会 Best10

知り合いの皆さんがそのブログで2010年ベスト10を発表し始めているので、私も書いてみようと思います。初参加♪
1位 田中一村展 新たなる全貌@千葉市美術館
数も多く、絵の素晴らしさ、特に奄美で描いた作品群に衝撃の連続!
2位 斎藤真一展 瞽女と哀愁の旅路@吉祥寺美術館
瞽女というテーマとその絵の美しい哀しさ、流れている瞽女の歌声の響きに惹かれて2度も観に行ってしまいました。1度目は2009年でしたが、今年も見に行っているので含めました。
3位 長谷川りん二郎展@平塚市美術館
平塚まで行った甲斐が大いにあった展覧会。荻窪近辺の昔の姿が見られたことも面白かったけど、なによりあの幸せそうにまんまるくなった猫の絵!
4位 奥村土牛展@山種美術館
土牛の淡い色合いと優しい動植物への視線に心なごみました。
5位 若冲アナザーワールド@千葉市美術館
若冲好きにはたまらない展覧会でした。千葉市美術館で観る展覧会は数も多く、十二分に堪能できるのが嬉しいです。
6位 カンディンスキー青騎士@三菱一号館美術館
エキセントリックな印象だったカンディンスキーでしたが、それは誤解だったようです。展示していた写真を観ているうちに、青騎士という名前に感じる都会的だったり、刺々しさがあるというより、自由でより自然に近い感覚の集団だったのではないか、と感じました。展覧会のストーリー性で面白さを味わったはじめての展覧会。
7位 三菱が夢見た美術館 岩崎家と三菱ゆかりのコレクション展@三菱一号館美術館
曜変天目をこの目で見られた最初の展覧会なので。
8位 茶陶の道 −天目と呉州赤絵@出光美術館
油滴天目の渋い美しさにうっとり。
9位 フランク・ブラグィン展@国立西洋美術館
フランク・ブラグィンの才能の豊さにも圧倒されましたが、木版画の美しさに一票。漆原一郎さんという木版画を作った人の存在も大きいのではないかと思ったことを覚えています。
10位 日本美術のヴィーナス展@出光美術館
今年の激しい猛暑の中、美しい女性たちの姿に清涼感をいただいた展覧会。美しさも様々。個性ある美女たち。
Tree
今年は丸の内、銀座近辺のギャラリーなどへ行く機会が増えたのが嬉しかったです。来年も少しずつ現代美術の作家さんの作品を見ていきます!
ちなみに彼にBest1はなに?と聞いたところ、『田中一村展』でした。見ている最中の驚きっぷりったら…。