フレデリック・バック展@東京都現代美術館

「木を植えた男」の原作者フレデリック・バックの展示会へ行ってきました。作品数が多くてとっても濃厚な展示会でした。
初期の絵をはじめたころからアニメーションをはじめ、あの「木を植えた男」が作られ、その後へと続く彼の人生を追うかごとくの流れ。
途中、文通をしていたギレーヌに会いにパリからカナダへ渡り、すぐにギレーヌにプロポーズしたと言う話やお金がないバックのことを気遣い、当時は男性が支払うとされていた新婚旅行の交通費をギレーヌがこっそり切符を買ってまかなったなどの話に心温まりました。クラック!というアニメーションを見るとその二人や家族の暖かさがよくあらわれていると感じました。
1000点近い作品では、幾何学的な絵から柔らかい線を持った絵までスタイルが多様で飽きることがありませんでした。時間をかけて見ることができたので大満足です。
カナダに住むことになったバック。その土地の文化などにも理解がありました。
それを受けてのトーテムポールをここで再現しようという企画。紙コップに赤と黒のペンで絵を描いてタワーを作ろうというものです。私たちの絵も飾って見ました。さてどれでしょう?
東京都現代美術館
こちらです。左のネコが私作、右のドラえもんが彼作。
東京都現代美術館

フレデリック・バック
10/2(日)まで
MOTコレクション
サイレント・ナレーター それぞれのものがたり
特集展示 石田尚志
10/2(日)まで
東京都現代美術館
http://www.mot-art-museum.jp/

東京都現代美術館

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