Hope

MISIAなどにも曲を提供している
作曲家の松本俊明さんがロンドンで暮らしていくなかで出合った
ささやかだけどあたたかいストーリーが14編綴られている『Hope』

hope

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その最初の一編は『グラスホッパー物語』という
偶然そこに出会わした人たちが小さなバッタの命を助ける物語です。

この小さな物語を元に、あの「できるかな」ののっぽさんが
作詞し、振り付けをつけて、
NHKみんなの歌の『グラスホッパー物語』として
放映したところとても人気がでたそうです。

このみんなの歌の作品は色彩もメロディーもノスタルジックあふれ、
老バッタ役ののっぽさんがタップするという素敵な作品でした。

http://video.google.com/videoplay?docid=-795705706582653599 ※リンク先は動画です。


『Hope』にはほかの物語も小さなきらめきを放っています。

たとえば、「キャロルのウィンク」では
ウィットにとんだチャーミングな女性が出てきて、
年齢を重ねていったときにこんな女性になりたいわ!と
浮き立つような憧れを持ちました。

また、「リスに恋した少年」では
少年の気持ちに寄り添った素敵なお母さんが出てきます。


キラキラと七色に輝く石が仕舞ってある宝石箱のような本です。