略式引継式
私と姉弟子の許状が届いたため、お弁当、濃茶、薄茶と略式の引継式をしてくださいました。
まずは先生お手製のお弁当、赤貝の干物と枝豆の八寸と日本酒の獺祭(だっさい)をいただき、一旦退席。
濃茶。お軸が下ろされ、かわりに茶花が置かれています。本来は正面の中央に釘が刺さり、そこに花入れが飾られる。茶花は
- やはずすすき
- カライトソウ
- 山芋
最初は姉弟子が正客になり、若手の兄弟子が唐物のお点前を披露。今回の主菓子は三種。
- 薯蕷(じょうよ)饅頭(萩の露)
- 朝顔
- 水菓子(葡萄)
これが段が上がると五種、七種になるそう。
薄茶の前に再度一旦退席し、次に私が正客になり入席。先生が茶箱点前、雪をしてくださる。干菓子は
- 黄色い鮎のお菓子
- 流水
すべてのお点前が終わり、先生から今日庵からの許状を姉弟子と私に手渡していただく。今日出席した人は今回の後見人。もうすぐ三歳の坊やもなんとか四時間以上の引継式に参加し、ともに後見人になってくれた。
お香合入れは琵琶。七夕にちなむということで。