初釜


世間は成人式に鏡開き。そして、私は初釜へ。
まずは濃茶。
懐石が出ました。先生の料理は美味しいので、茶事の楽しみの一つ!
お煮しめ数の子、黒豆、田作、かまぼこ、海老やイカのてんぷら、和牛ステーキ、海老の焼き物、ゆりねのきんとん、なます、昆布、出し巻き卵…。そして、その間に海のもの、山のものが出され、お酒を頂いていると、千鳥の盃(ちどりのさかずき)が始まります。


食事、中座の後は、姉弟子による濃茶重茶碗(かさねちゃわん)のお点前。私は半東(はんとう)としてお手伝いさせていただきました。
和菓子はえくぼ饅頭。温められたおまんじゅうはもちっとした皮で、こしあん。寒いこの時期にはほっこりとした気持ちになります。

次は薄茶。今回は私がお点前をすることになりました。このような茶事での点前は初めてなのですが、いつもお稽古を一緒にしている方たちの中なので緊張もそれほどせずにすみました。
主菓子は花びら餅。

無事に初釜を終えました。
今年も茶道の稽古をがんばります!

ちなみに、正月に飾られることもある丸く結ばれた柳は木へんをとると卯になり、「卯」とは日が昇る東を表すことから、目出度いとされているそうです。


2009年初釜はこちら → 初釜、半白祝いの茶事 - * cosi cosi *